投稿日:2018年9月4日
中国渡航前の事前準備
私自身は中国出張する事が年に数回あり、
多いときは月に一回ぐらい行くことがあります。
そこで不便に感じた事や、これがあって良かったという事を皆さんにお伝えしたいと思います。
中国の通信事情について【日本のサイトへは繋がらない!?】
早速ですが、
中国はインターネットが通じません。
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と書くと大げさですが、あながち嘘でもありません。
中国はグレートファイアウォールというネット検閲システムがあり、
googleなどの検索サイト、facebookやtwitterなどのSNSなどもアクセスできないようになっています。
これは中国国内の方々だけではなく、
日本から事前に借りたモバイルWiFiルーターでも通常ではアクセスできません。
googleやSNSが繋がらないと現地で調べる事も出来ません。
日本語が恋しくなって、Youtubeなどで動画を見ようにも見れない、
アプリでゲームをしようにもゲームも出来ません。
検閲に掛かっていないマイナーなサイトやゲームは繋がるときもありますが、
メジャーなサイトはほぼ壊滅です。
繋がらなかったらどうすれば良いの!?
そこでおすすめするのはVPN付きのモバイルルーターを借りることです。
VPNとは「Virual Private Network」の略で、プライベートなネットワークです。
VPN接続してインターネットに接続すれば、
中国国内でもグレートファイアウォールの検閲にかからず、
日本のサイトにアクセスする事が可能です。
VPN付きのモバイルルーターは羽田空港だとグローバルWiFiや、イモトのWiFiなどがあります。
私がいつも借りているグローバルWiFiの場合、ルーターと一緒にスクラッチくじのような紙が入っていて、
そこにアカウントとパスワードが書かれています。
ココがおすすめ
グローバルWiFi
VPN付き1日当たり500MBの使用で1,570円(早割適用時、2018年9月3日現在)
早割は受取場所などによって異なるので、出発日の4日前までに予約がおススメ。
羽田空港で受け取る場合、受取場所は到着ロビーの2階なので要注意!
ちなみに出発ロビーは3階です。
イモトのWiFi
VPN付き1日当たり500MBの使用で1,580円(2018年9月3日現在)
ちなみにWiFiルーターは当日借りたいと思っても借りられない場合があるので、事前に予約をおすすめします。
また、当日の窓口受取の場合は本人確認で時間がかかることがあるので、
申込書を事前に印刷していくか、グローバルWiFiの場合はロッカーにQRコードをかざすとすぐに受け取れるスマートピックが便利です。
VPN接続できない、ルーターをVPN付きにするのを忘れた!
次はついついVPN無しのルーターを借りてしまった場合や、仮にVPN接続できなかった場合の対処法についてお伝えします。
google検索ができないというのはすでにお伝えしましたが、ずっと使えていたyahoo検索も昨年から出来なくなりました。
google検索ができない事に加え、google mapももちろん使えません。
知らない土地で言葉も通じない場所で地図アプリが使えないのはかなり辛いです。
iPhoneユーザーの方なら中国はiPhoneユーザーが多いので、iPhoneの地図は使えるようです。
代わりに中国では「百度(バイドゥ)」が検索サイトとしても有名で、「百度地図」もあります。
もちろん中国語で検索する必要がありますので、手書きで中国語に変換するアプリと一緒にインストールしておく事をお勧めします。
また、SNSツールとしては「WeChat」中国では微信[ウェイシン]が使用可能です。
こちらも家族や友人にインストールしてもらっておくと、VPNがつながらない場合の連絡手段として便利です。
まとめ
- モバイルルーターはVPN付きを借りる
- VPNが使えない時に備えてWeChatを連絡手段として使用する
- VPNがつながらない場合は「百度(バイドゥ)」で検索、 「百度地図」もインストールしておく。
色々と規制もありますが、個人的に中国料理はおいしいし、
和食料理屋も結構多いです。(個人的なおすすめは東北料理です。)
中国旅行・出張の参考になれば幸いです。