なお、今回はPDFファイルのリンクの貼り方だけでなく、作成者や作成日時などが書き込まれた「メタデータ」と呼ばれるデータの編集や、PDFファイルの圧縮についても説明します。
こんな方におすすめ
- ブログでPDFファイルを配布したい
- PDFファイルを圧縮したい
- PDFファイルのメタデータ(作成者やタイトルなど)を編集したい
PDFのメタデータ(作成者や作成日時など)の編集
PDFファイルには、そのデータに関する説明(作成者や作成日時など)が書かれた「メタデータ」と呼ばれるデータが付帯しています。
OfficeやAdobeのインストール時などで入力したユーザー名などが、このメタデータに含まれます。
作成者などの情報も含まれるので、作成者や作成日時などを変更したい人は下記のサイトへPDFファイルをドラッグ&ドロップすると簡単に編集できます。
上記サイトでPDFファイルをドラッグ&ドロップもしくは【+ファイル追加】ボタンを押して、メタデータを編集したいPDFファイルを選択します。
PDFファイルを選択し、読み込みが完了すると、「著者」、「タイトル」、「サブタイトル」、「キーワード」、「作成日時」、「変更日時」が入力できます。
変更したい項目に記入し、【適用】ボタンを押すと、そのメタデータに更新されたPDFファイルが作成されます。
【ファイルをダウンロード】ボタンを押して、PDFファイルをダウンロードします。
メタデータの確認方法
変更されたメタデータが正しく書き込まれているか確認する方法です。
使用しているPDF閲覧ソフトにもよりますが、Adobeの場合には「ファイル」→「プロパティ」→「概要」で確認できます。
PDFデータの圧縮
次にPDFファイルを圧縮します。
PDFファイルには変更履歴やフォントの埋め込み情報など、閲覧する上では余分なデータが含まれています。
PDFファイルを圧縮することで、PDFファイルを開くときの表示速度やダウンロード時間を短縮できるので、アップロードする前に圧縮するのがオススメです。
PDFファイルを簡単に圧縮するにはオンラインで圧縮します。
こちらのサイトも同様にPDFファイルをドラッグ&ドロップします。
処理が完了したら、ダウンロードします。
ちなみにWordの本文に「test」とだけ書き、PDF化したときの容量は196KBありましたが、こちらのサイトで圧縮した後は7KBまで圧縮出来ました。
圧縮前 | 圧縮後 |
---|---|
196kB | 7KB(約97%圧縮) |
PDFファイルをWordPressの「メディア」へアップロード
PDFファイルは画像と同じように【メディア】へアップロード可能で、記事への投稿も【メディアを追加】が可能です。
WordPressダッシュボードの【メディア】→【新規追加】を選択します。
PDFファイルをドラッグ&ドロップします。
ステータスが100%になったらアップロードが完了したので、投稿画面へ戻ります。
PDFファイルのリンク
PDFファイルのメディアへのアップロードが完了したら、投稿画面でPDFファイルのリンクを貼ります。
【メディアを追加】ボタンから画像を挿入するのと同じようにして、リンクを貼り付けしたいPDFファイルを選択します。
【メディアを追加】でPDFファイルへのリンクを貼る場合、リンクに表示させたい文字は「タイトル」へ記入すると、その文章がリンクに表示されます。(【例】PDFファイルはこちら など)
PDFファイルのURLを共有したい場合や、CSSでカスタマイズしたい場合には「URL」を参照します。
まとめ
PDFファイルの貼り付けは画像の貼り付けと同じぐらい簡単に出来ました。
PDFファイルも画像と同じように圧縮して、極力軽いデータにすることをおススメします。